サステナビリティに関する取組み
環境への取組み
私たちは、エネルギー消費量、CO2排出量、水消費量、廃棄物の排出量等の目標を設定し、本目標を達成するため、ビルの運用改善及び設備投資、テナントやプロパティ・マネジャー等への省エネ啓発などの取組みを行っています。
設定目標
毎年4月1日から翌年3月31日までの1年間(年度)を年間目標の対象期間としています。
中長期目標の対象期間については2020年度から2024年度までの5年間とし、原則として、その後も5年毎に中長期目標を設定することとしています。
■ エネルギー消費量及びCO2排出量
短期目標:ポートフォリオ全体及び個別物件において、毎年1%の原単位の低減
中長期目標:ポートフォリオ全体及び個別物件において、5年間で5%の原単位の低減
■ 水消費量
ポートフォリオ全体及び個別物件において、毎年、水消費原単位を対前年度以下に低減すること
■ 廃棄物
ポートフォリオ全体及び個別物件において、毎年、総廃棄物量を対前年度以下に削減すること
パフォーマンスデータ
■ エネルギー消費量
年度 | 2018 | 2019 | 対前年増減量 |
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総消費量(MWh) | 59,380 | 57,205 | -2,175 |
消費原単位(MWh/m2) | 0.04070 | 0.03931 | -0.00139 |
(注1) | PICが保有するオフィスビルの共用部及び専有部における実績値を掲載しています。なお、共用物件については、持分割合に応じた数値を集計しています。 原単位は、各運用資産の保有期間で補正の上、計算しています。 |
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■ CO2排出量
年度 | 2018 | 2019 | 対前年増減量 |
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総排出量(t-CO2) | 21,868 | 20,997 | -871 |
排出原単位(t-CO2/m2) | 0.01438 | 0.01381 | -0.00057 |
(注1) | PICが保有するオフィスビルの共用部及び専有部における実績値を掲載しています。なお、共用物件については、持分割合に応じた数値を集計しています。 原単位は、各運用資産の保有期間で補正の上、計算しています。 |
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(注2) | CO2排出量は、環境省「温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度」の排出係数を利用し算出しています。 |
■ 水消費量
年度 | 2018 | 2019 | 対前年増減量 |
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総消費量(m3) | 197,142 | 191,434 | -5,709 |
消費原単位(m3/m2) | 0.11478 | 0.11150 | -0.00328 |
(注1) | PICが保有するオフィスビルの共用部及び専有部における実績値を掲載しています。なお、共用物件については、持分割合に応じた数値を集計しています。 原単位は、各運用資産の保有期間で補正の上、計算しています。 |
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取組事例
■ 照明器具のLED化
環境への配慮及び費用削減の観点から、保有物件の共用部及び貸室等の照明器具のLED化を実施しています。
2020年6月30日現在のLED化導入状況
58物件中 55 物件
■ 節水機器の導入
環境への配慮及び費用削減の観点から、保有物件における節水機器の導入を実施しています。
2020年6月30日現在の導入状況
58物件中 37 物件
■ グリーンリースの導入
グリーンリースとは、建物の賃貸借契約を通してビルオーナーとテナント双方での省エネ・環境配慮を推進することを定める取組みです。本投資法人では、テナントのご理解のもと、テナント専有部照明のLED化等を行っています。
2020年6月30日現在の導入状況
58物件中 4 物件
■ グリーン電力証書の購入
「グリーン電力証書システム」とは、自然エネルギーにより発電された電気の環境付加価値を、認証発行事業者が第三者認証機関の認証を得て、「グリーン電力証書」という形で取引する仕組みです。 また、「環境付加価値」とは自然エネルギーが持つ「電気そのものの価値」以外の省エネルギーやCO2排出抑制などを指します。 スフィアタワー天王洲の電力供給にて2019年12月に本証書の購入プランを契約締結し、自然エネルギー普及や温暖化抑制等に間接的に貢献しています。
2020年1月31日時点での導入状況
58物件中 1 物件